mpc R2-D2 製作工程
sakuR2D2001.JPG
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 MPC製のキットです。
第一作の劇場公開と共に発売されましたので、とにかく古いキットなのです。
 少年期の記憶がよみがえります。
 と同時に自分が少年の時に見てたキットは本当にこれなのだろうか?と目を疑うほど、色々な意味で厳しいキットです。
 キットではなく素材としてみたほうが、ありがたみが出てきます
 昨今の出来すぎたキットの事は忘れてしまったほうが気持ちよく工作が進みます。
sakuR2D2002.JPG
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まずは不思議な段差を無くします。この部分はあくまでもフラットです。充電ドライバーで加えられるように簡単な冶具を作り、超硬のフラットバーでカンナかけです。肉厚ギリギリまで削りこみましたので、裏側からエバーグリーンの0.3ミリのプラ材を貼ってあります。
sakuR2D2003.JPG
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このクリアーパーツをバラバラにします。メインの大きな目以外は全部頭と接着して処理します。
sakuR2D2004.JPG
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この部分に何も無いのは変なので、プラ材で筋交いを入れます。
sakuR2D2005.JPG
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頭の格子の位置が変です。パテ埋めして彫り直すので関係ないと思われますが、あくまでもキットのモールドを基準に彫り直すので、位置を修正します。
 サークルカッターで切り取り、正しい位置にして再接着です。
sakuR2D2006.JPG
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そしてこれが修正後
sakuR2D2008.JPG
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腕の付け根が細すぎます。実物はかなり太いので、これまたサークルカッターで切り抜きますが、センターが何もないので、プラ板を接着してセンターポイントを作ります。またここではアルミ材を使っているのですが、製作途中でこれでも細い事に気がつき最終的には1/24のカーモデルのホイールを使いました。
可動部分にはポリキャップを仕込んでます。
sakuR2D2007.JPG へのリンク 左が修正前、上を2ミリほどカットして、下を同じだけ伸ばしてやります。
 資料ですとこの下側にカードを差し込む溝がありますので、それらしく深く細く筋彫りを入れます。
sakuR2D2009.JPG
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このアームはとりあえず開閉がスムーズに出来るようにヒンジを新造、及び隙間がガタガタだったので修正
sakuR2D2010.JPG
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胸の自動アームが出る部分が見た目でかなり違います。(鉛筆で印してある部分まで掘り込んで伸ばします。)
また一段落ちたモールドは実物は面一に見えるので、プラ板をモールドの大きさにして接着ご、隙間のモールド(筋彫り)を彫りなおしてあります。
sakuR2D2011.JPG
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この横のフラットな部分も何もディテールが無かったので、作りました。
sakuR2D2013.JPG
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足横の細かいモールドはリューターで手作りガイドを基準にして慎重に彫って行きます。 これはなかなか大変でしたが、細かい長方形をいくつも一列に彫る方法がこれしか思いつかなかったのです。

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